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ユニークなアイスランドの歴史と金貨

ユニークなアイスランドの歴史と金貨

アイスランドは、長い間デンマークの統治下にありましたが、第二次世界大戦中にデンマークがナチス・ドイツに占領されたのをきっかけに、独立することができました。この独立運動を指導した人物の生誕150年を記念して、発行された金貨があります。ここでは、アイスランドの歴史をご紹介するとともに、記念すべき金貨についても解説します。

アイスランド人の国民性

アイスランド人の国民性

アイスランド人はビールが好きなので、アイスランドにはさまざまな種類の地ビールがあります。人が集まれば、ビールを片手に夜遅くまで語り合う陽気な国民性です。クリスマスシーズンには、「CHRISTMAS BEER」という期間限定のビールが、各ビール会社から販売されるほど、アイスランド人はビール好きなのです。

また、アイスランド人は、サッカーの大ファンでもあります。日本にもサッカーファンは多いのですが、アイスランド人のサッカー好きはスケールが違います。なんと、ワールドカップの視聴率が、驚異の99%越えというからビックリです。しかも、残りの1%は現地のスタジアムで応援していたという、オチまでついています。アイスランド人は、笑いのセンスも悪くないようですね。

アイスンド人はまさに、国民が一丸となってサッカーを観戦しているのです。ちなみに、アイスランドの人口は約38万人ですから、代表選手の誰かしらは知り合いだったり、遠い親戚だったりするのかもしれません。つまり、アイスランド人にとって、サッカー選手は身近な存在なので、どうしても応援したくなるのでしょう。ちなみに、ワールドカップの試合がある日は、会社の退社時間が早くなるといいますから、日本では考えられないほどの熱狂ぶりです。

メールの返信が遅い

メールの返信が遅い

アイスランド人は、メールの返信が遅いらしいです。少しでも早く返信をもらうためには、5回でも10回でも同じメールを送るのがコツのようです。アイスランド人は良くも悪くも、マイペースに生きる国民性なのでしょう。ただし、LINEの返信は意外に早いらしいです。メールと違って、LINEのメッセージを読むと既読になるので、「早く返信しなくちゃ」と思うのかもしれません。ちなみに、アイスランド人は愛情にあふれています。見た目は、それほどフレンドリーな感じではないのですが、実はとても優しい人が多いのです。

キリスト教伝来の影響

キリスト教伝来の影響

アイスランド人が優しいのは、キリスト教の伝来と関係があるのかもしれません。キリスト教は慈愛を説く宗教なので、敬虔なクリスチャンであるアイスランド人は、真面目にキリストの教えを実践しているのかもしれません。ちなみに、アイスランドにキリスト教が広まったのには、意外な理由がありました。キリスト教がアイスランドに伝来したのは、紀元1000年頃のことです。

その頃、アイスランドではバイキングが暴れ回っており、周辺諸国は何とかして彼らを止められないものかと、頭を抱えていました。そこで着目したのが、キリスト教だったのです。バイキングたちが信仰している、戦いを好む北欧の神々から、愛と平和を尊ぶキリスト教に改宗させようと考えたのです。そうすれば、バイキングたちもおとなしくなるかもしれません。そこで、早速バイキングたちにキリスト教を布教してみると、予想外にうまくいきました。

それは、キリスト教を布教する際に、キリスト教と一緒に北欧の神様も信仰してよいという、特例を認めたからだと言われています。こうして、キリスト教が広まったお陰かどうかはわかりませんが、その後バイキングの勢力は衰えていきました。その後、キリスト教はアイスランド全域に広まり、現在ではアイスランド人の7割~8割がキリスト教徒だということです。

アイスランドには軍備がない

アイスランドには軍備がない

アイスランドはNATO加盟国ですが、自国の軍備は保有していません。日本もアイスランドと少し似ていて、軍隊はありませんが、その代わり自衛隊という軍隊に準じる組織があります。しかし、アイスランドにはそれさえないのです。1951年、アイスランドはアメリカとの間に防衛協定を結び、しばらくの間アメリカ軍が駐留していましたが、2006年9月に撤退しています。

この撤退は、アメリカの事情によるものと言われていますが、アイスランドは現在もNATOに加盟しているので、有事の際の防衛は保証されています。アイスランドが軍備を保有しない理由はハッキリしませんが、国土が小さく人口も少ないことが第一の理由でしょう。2007年以降、他のNATO加盟国が、アイスランド領空の警戒監視活動を定期的に実施しているので、NATOに加盟している限り安全は保障されるようです。

アイスランドの金貨

アイスランドの金貨

アイスランドには、「ジョン・シグルソン生誕150周年金貨」というコインがあります。ジョン・シグルソンとは、アイスランドの独立運動の指導者で、独立に際して多大なる貢献をした人物です。アイスランドは、14世紀末からデンマークに支配されていました。近代になって、アイスランドはデンマークと同君連合を結びます。これは、デンマークの国王のもとで独立国となるということを意味し、本当の独立は果たせないままでした。

ところが、1940年6月にデンマークがナチス・ドイツに占領されたことをきっかけとして、独立運動が起こります。この独立運動の中心的人物が、ジョン・シグルソンだったのです。アイスランドは、1944年6月17日に「アイスランド共和国」として独立を宣言しました。独立宣言の日を6月17日にしたのは、その日がジョン・シグルソンの誕生日だったからです。

ちなみに、ジョン・シグルソンは1811年6月17日に生まれているので、この金貨は1961年に初めて発行されたことになります。K21.6(21.6金)というほぼ純金製の金貨で、重量が8.96gほどあり、買取価格は約9万6千円前後となっています。

まとめ

アイスランドは、古くはバイキングに悩まされ、一方で長い間デンマークの統治下にありました。アイスランドを独立に導いたジョン・シグルソンの生誕150周年を記念した金貨は、歴史的価値のある金貨です。


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