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2018年後期:株式市場の乱高下と金価格の安定性を考察

2018年前期:米中貿易摩擦勃発、金相場はどう反応した?

2018年後半、世界の株式市場は大きな変動に見舞われました。一方で、金価格は比較的安定した動きを見せました。本記事では、2018年後期の株式市場の乱高下の要因を分析し、金価格の安定性について考察します。株式投資と金投資の特徴を理解することで、資産運用の参考にしていただければ幸いです。

2018年後期における株式市場の乱高下

2018年後期における株式市場の乱高下

2018年後半、世界の株式市場は記録的な乱高下を経験しました。日経平均株価は10月2日に27年ぶりの高値となる2万4270円をつけた後、わずか6営業日で915円も下落しました。年末にかけて不安定さはさらに増し、12月25日には1010円安を記録し、1年3カ月ぶりに2万円を割り込んだのです。米国市場も同様に、S&P500指数が年間で6.2%下落し、2008年以来最悪の結果となりました。
参考:2018年10月の日経平均株価(日系)
https://indexes.nikkei.co.jp/atoz/2018/11/201810.html

米中貿易摩擦の激化による市場の混乱

株式市場の乱高下の主要因の一つが、米中貿易摩擦の激化です。両国間の追加関税の応酬は、世界経済の先行きに不透明感をもたらしました。

特に中国経済の減速懸念が強まり、日本の工作機械受注総額は2018年3月をピークに減少し始め、10月には前年同月比でマイナスに転じました。投資家は世界経済の成長鈍化を懸念し、リスク回避の姿勢を強めました。

テクノロジー株の急落と市場全体への波及効果

2018年後半、特に10月以降はテクノロジー株の急落が目立ったことが特徴です。FAANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)と呼ばれる米国の大手テクノロジー企業の株価が軒並み下落し、市場全体に波及しました。

テクノロジー株の下落は、高成長への期待が織り込まれすぎていたという反動に加え、プライバシー保護や独占禁止法の観点から規制強化の可能性が意識されたことも要因の1つです。これらの銘柄は時価総額が大きいため、指数全体に与える影響も大きく、市場全体の下落を加速させました。

金融政策の不透明感が引き起こす心理の動揺

アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する不透明感も、市場を不安定にさせました。FRBは世界経済の先行き不透明感を指摘しながらも利上げの継続方針を示し、多くの人々に混乱をもたらしたのです。

金利上昇は企業の資金調達コストを上げ、収益を圧迫する可能性があります。また、預金金利の上昇は、相対的に株式投資の魅力を低下させる効果があることが特徴です。

株式市場の乱高下と金価格の安定性

株式市場の乱高下と金価格の安定性

株式市場が大きく変動する中、金価格は比較的安定した動きを見せました。金は長年安全資産として知られており、経済や政治の不確実性が高まる際に投資家の注目を集めているのです。2018年後半の株式市場の乱高下は、金の安全資産としての価値を再認識させる機会となりました。

金価格の推移と株式市場との相関関係

2018年後半、金価格は株式市場とは異なる動きとなり、株式市場が大きく下落する局面で、金価格は緩やかな上昇傾向を示しました。金価格と株式市場の逆相関関係は、投資家のリスク回避姿勢が強まる際に顕著になることが特徴です。 金価格の安定性は金が持つ特性に起因するほか、金は実物資産であり、インフレヘッジとしての機能や、長期的な価値保存の役割を果たします。また、金は国際通貨に左右されにくい特性があり、為替リスクを軽減したい投資家にとっても魅力的な資産となっています。

経済的不確実性下における金の避難資産としての役割

2018年後半の経済的不安の高まりは、金の「避難資産」としての役割を再認識させました。米中貿易摩擦や世界経済の成長鈍化懸念、金融政策の不透明感など、様々な不安要素がある中で、多くの人々が安全資産として金を選びました。

金は、政治的な緊張や経済危機の際に価値が上がる点が傾向にあることが特徴です。株式市場が不安定な時期に、資産の安定性を求める人々にとって、金は重要な選択肢となっています。

長期的視点から見る金投資の重要性

2018年後半の経済的不確実性の高まりは、金の避難資産としての役割を再認識させました。米中貿易摩擦や世界経済の成長鈍化懸念、金融政策の不透明感など、様々なリスク要因が存在する中で、投資家は安全資産として金をこぞって選択したのです。

金は、地政学的リスクや経済危機の際に価値が上昇する傾向があります。株式市場の変動性が高まる中で、ポートフォリオの安定性を求める投資家にとって、金は重要な分散投資の手段となっています。

まとめ

2018年後期の株式市場の乱高下は、投資におけるリスク管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。米中貿易摩擦、テクノロジー株の急落、金融政策の不透明感など、様々な要因が市場を動揺させる中、金は安全資産としての役割を果たしました。金価格の安定性は、ポートフォリオの分散化と長期的な資産保全の観点から、改めて注目されています。

2018年後期の株式市場の乱高下と金価格の安定性は、分散投資の重要性を再認識させる機会となりました。今後も世界経済の動向や地政学的リスクに注目しながら、金の役割について考え続けることが重要です。長期的な視点を持ち、バランスの取れた投資戦略を構築することが、安定的な資産形成につながるでしょう。


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