日本の天皇即位の歴史｜七福本舗

日本の天皇即位の歴史

令和元年（2019年）10月22日、新陛下の即位の礼が執り行われました。ご即位にあわせ記念コインが発行されましたが、新陛下、新皇后の「お印」を配した美しい図柄になっています。

「お印」を配した記念硬貨

令和元年（2019年）10月22日、新陛下の「即位礼正殿の儀」が皇居・宮殿で行われました。皇位を継承したことを国の内外に示す儀式です。
これに先立ち５月１日には「剣璽等承継の儀」（けんじとうしょうけいのぎ）と「即位後朝見の儀」が執り行われています。「剣璽等承継の儀」とは、歴代の天皇に伝わる三種の神器（鏡・剣・勾玉）を引き継ぐ儀式です。

即位の礼の儀式次第が最初に記録されたのは、「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」（万葉集）と歌われた持統天皇のときということです。

ところで、今回の即位の礼は皇居・宮殿で行われましたが、平安時代のむかしから明治維新による東京遷都後も即位の礼は京都で行われてきました。明治天皇、大正天皇、昭和天皇の即位の礼も京都で行われています。東京で即位の礼が行われたのは、現在の上皇様のご即位のときが最初のことでした。

初めてといえば、天皇陛下のご即位を記念して記念コインが発行されたのも平成２年（1990年）に現在の上皇様のご即位記念として発行された「天皇陛下御即位記念」コインが最初です。
そもそも日本で記念コインが発行されたのは、昭和39年（1964年）の東京オリンピック記念コインが最初なのです。

平成２年（1990年）に発行された現在の上皇様のご即位を記念する金貨の図柄は、「表」が鳳凰と瑞雲、「裏」は菊の御紋と桐と唐草でした。そして、新陛下のご即位記念金貨は、「表」が鳳凰と瑞雲、「裏」は菊花紋章と梓とハマナスです。「梓」は新陛下のお印。ハマナスは新皇后雅子様のお印です。

ご即位記念のコインは図柄も美しく、また、大切な記念ですから価値の高いものです。当然、買取価格も高くなります。
金貨の買取りにあたっては、その日の金の価格も査定時の判断に関わってきますので、金の価値、記念硬貨としての価値をトータルに、また、正確に判断できるのは実績のある専門店です。
七福本舗はその点に自信があります！

記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。