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豆知識~マルタ騎士団の活動~

マルタ騎士団の活動

マルタ騎士団は、ローマ・カトリック教会の騎士修道会のことで、カトリックを信仰する貴族・騎士によって構成された独立した組織です。
一時期、戦闘に加わった時期もありましたが、現在では「主権実体」として、医療分野などでの慈善活動を重点に、また独自のパスポート、記念コインや切手の発行などの活動をしています。

記念コインを発行しているマルタ騎士団

医療分野などの慈善活動のマルタ騎士団

マルタ騎士団は、ローマ・カトリック教会の騎士修道会のことであり、その正式名称は「エルサレム、ロードス及びマルタにおける聖ヨハネ主権軍事病院騎士修道会」といいます。
騎士修道会とは、ローマ・カトリックの下部組織ではなく、カトリックを信仰する貴族・騎士によって構成された独立した組織です。

第1回十字軍遠征の後、聖地巡礼者の保護を目的としてエルサレムで設立された聖ヨハネ騎士団が、現在まで存続したものがマルタ騎士団です。
団員数は現在1万500人。
国連および多くの国から正式な国家として承認されていませんが、国連にはオブザーバー参加しています。
約110ヶ国と外交関係を持ち、伝統的に独立国家と同様の主権を持つ組織として扱われているあり、「主権実体」とされています。
「主権実体」とは、現在は国として領土を有さないが、かつて領土を有していた経緯から今日でも国際法上の「主権実体」として認められていることを指します。
このようにマルタ騎士団は、領土を持たない国として知られており、かつては名前の通りマルタ島に拠点となる領土を有していました。

現在、騎士団事務局はイタリア・ローマ市内の建物に置かれ、そこはイタリア政府より自治および治外法権を認められています。そのため他国からそこに入るには、イタリア入国とは別の許可が必要となります。
但し、バチカン市国と違って独立領土としては認められていなく、事務局の敷地はイタリア領となっています。

そのマルタ騎士団の歴史を振り返ると、1113年、ローマ法王より聖ヨハネ騎士団が公認され、当初の同騎士団は宿泊施設と診療所を持ち、病気や怪我を負った聖地巡礼者を保護するなど慈善活動が主でした。
しかし、十字軍の遠征が激化するのにつれ彼らも戦闘に参加するようになります。
その後マルタを去ってからの騎士団は、本来の目的であった医療分野などでの慈善活動に重点を戻し、現在に至るまで存続し、独自のパスポート、記念コインや切手も発行しています。

マルタ騎士団政庁から金貨などが発行

マルタ騎士団政庁から金貨などが発行されていますが、お手持ちのマルタ騎士団コインや記念メダル買取りを希望される場合には、専門知識のある買取り業者を検討されるおすすめします。

記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。

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