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リヒテンシュタインは、ヨーロッパの中央部に位置する小さな国で、面積は約160平方キロメートル。スイスとオーストリアに挟まれた内陸国で、首都はファドゥーツです。
人口は約4.1万人と小規模ながら、アルプスの美しい山々やファドゥーツ城、切手などで知られています。1924年からスイスフランを公式通貨として使用しており、スイスとの結びつきが強いことも特徴です。
そんなリヒテンシュタインには、どのような金貨があるのでしょうか。今回は、その中から18世紀に発行された「ヨーゼフ・ヨーハン・アダム10ダカット金貨」を紹介します。

リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに囲まれたアルプス地方の小さな内陸国です。国土面積は約160平方キロメートルで、ヨーロッパでも特に小さな国の一つです。
小さな国土ながら、製造業や金融サービスなどが主要な産業となっており、精密機械や医療関連製品などの産業も発達しています。また、観光や切手の発行もリヒテンシュタインを代表するものとして知られています。
1923年にはスイスとの関税条約が結ばれ、翌1924年にはスイスフランが公式通貨として導入されました。現在もスイスとの経済的な結びつきが強く、両国は共通の関税・経済圏を形成しています。
首都ファドゥーツは、人口約5,000人ほどのコンパクトな町です。町の背後にはファドゥーツ城がそびえ、周辺には美術館や切手博物館などの見どころが集まっています。
リヒテンシュタインには空港がなく、周辺国の空港を利用してアクセスするのが一般的です。最寄りの主要空港の一つがチューリッヒ空港で、空港からは鉄道やバスなどを利用してファドゥーツへ向かうことができます。
また、アルプスの影響を受けた気候も特徴です。夏は比較的温暖で、近年の気候資料ではファドゥーツの7月の平均気温は約19℃。年間降水量も一定程度あり、山岳地域ではさらに雨や雪が多くなります。

ヨーゼフ・ヨーハン・アダム10ダカット金貨は、1728年に発行されたリヒテンシュタインの金貨です。
当時の統治者であったヨーゼフ・ヨーハン・アダムは、1721年から1732年までリヒテンシュタインを治めました。この金貨には、表面にヨーゼフ・ヨーハン・アダムの右向きの肖像、裏面には王冠を戴いたリヒテンシュタイン家の紋章がデザインされています。
金貨の品位は.986(約98.6%)、重量は約35g。18世紀に発行されたオリジナルだけでなく、後年になってリストライク(再鋳造)も製造されています。
このリストライクは、1966年から1968年ごろにドイツ・ミュンヘンで製造されたもので、リヒテンシュタイン公フランツ・ヨーゼフ2世の公式承認を受けて再鋳造されたものとされています。発行枚数は5万枚と記録されています。
同じヨーゼフ・ヨーハン・アダムの時代には、1ダカット金貨も発行されています。1ダカット金貨は1728年と1729年のものがあり、さらに1728年銘のリストライクが1968年に製造されています。1ダカット金貨と10ダカット金貨は、基本的に同じ肖像と紋章を用いたデザインです。
18世紀に発行された歴史的な金貨をもとに、後世にもリストライクが製造されたことから、ヨーゼフ・ヨーハン・アダムのダカット金貨は、リヒテンシュタインのコインを知るうえで興味深い存在といえるでしょう。
アルプスに囲まれた小国リヒテンシュタインには、18世紀に発行された歴史的な金貨が存在します。
なかでもヨーゼフ・ヨーハン・アダムの10ダカット金貨は、肖像とリヒテンシュタイン家の紋章がデザインされた大型の金貨で、18世紀のオリジナルに加えて、1960年代にリストライクも製造されました。
小さな国土ながら独自の歴史と文化を持つリヒテンシュタイン。その歴史を今に伝えるダカット金貨は、アンティークコインの中でも興味深い存在といえるでしょう。
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