コレクターに人気の銀貨
コレクターに人気の高い銀貨として「メイプルリーフ銀貨（カナダ）」、「イーグル銀貨（アメリカ合衆国）」、「ブリタニア銀貨（イギリス）」、「1964年東京オリンピック記念1000円銀貨（日本）」などがあります。
また最近、日本のコレクターの人気の銀貨の一つは「地方自治法施行60周年記念1000円銀貨」があります。
人気の4つの銀貨と「地方自治法施行60周年記念1000円銀貨」
外国に出張したり、旅行したりする人の中で、その仕事先や旅先で、以前よりも銀貨を買う人が増えているといいます。
買われる目的は様々ですが、主に投資であったり、自分用のお土産だったりというものです。
例えば外国の銀貨は、日本の硬貨と異なる図柄・デザインやサイズなので、その魅力につい買ってしまったという声もよく聞きます。
ところでコレクターの間でも人気な銀貨として、次の4つの銀貨があります。
「メイプルリーフ銀貨（カナダ）」。地金型銀貨で、純度は99.99％。世界中に認知され、流通量も世界一を誇り、コレクターに人気です。
「イーグル銀貨（アメリカ合衆国）」は、アメリカ政府が保証する純度99.9％の地金型銀貨で、世界中の銀貨ファン・コレクター間で高い人気があります。
「ブリタニア銀貨（イギリス）」。ほぼ純銀（2013年以降のコインは99.9％）で、イギリス政府が品位と重量を保証することから世界中のコレクターに人気です。
「1964年東京オリンピック記念1000円銀貨（日本）」。純銀度は92.5％で、重さは18.6g。デザインは日本を代表するグラフィックデザイナー・亀倉雄策氏。
1964年アジアで初めて開催された記念すべき東京オリンピックの1000円銀貨で、プレミアム価値があり、コレクターに人気です。
こうした銀貨のほかに最近、日本のコレクターにも人気の高い1000円銀貨あります。
その一つが「地方自治法施行60周年」を記念して、平成20年（2008年）から発行された47都道府県の「カラー銀貨(1000円)」と「バイカラー・クラッド貨(500円)」です。
平成20年以降、順次発行されました。
47都道府県を色彩鮮やかなカラーで偉人、名所、自然、文化の旅を描き数々、巡ります。思い出やロマンに浸りつつ、圧倒的な所蔵価値・売却価値のあることからコレクターを中心に人気があります。
特に、平泉（岩手県）や富士山（静岡県）といった世界遺産の風景が描かれた、特徴のあるデザインの銀貨は、総じて人気が高く、売却も高い価格が可能です。
こうした全国47都道府県の1000円記念銀貨の中でも、岩手県の1000円銀貨は特別で、追加発行され、一時の高価格から現在は5万～6万円と落ち着いているといいます。
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