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ナポレオン金貨はフランスが発行している地金型金貨で、表面にはナポレオン3世の肖像がデザインされ、裏面にはミントマークとプリヴィマークが刻印されているのが特徴です。
一般的には1852年から1870年にかけて発行された、20フラン金貨のことを指してナポレオン金貨と呼んでいます。
一般に狭義にはナポレオン金貨といえば、1852年〜1870年にかけてフランスで発行された皇帝・ナポレオン3世が描かれた地金型金貨の20フラン金貨を指します。
フランスのナポレオン3世が描かれていることからこのように呼ばれます。
ちなみにナポレオン3世は、フランス第2共和政の大統領(在任期間1848 - 1852年)やフランス第二帝政の皇帝(在位期間1852年 - 1870年)を歴任した人物です。
一方、広義には19世紀以降に発行された5フラン金貨、10フラン金貨、40フラン金貨、50フラン金貨、100フラン金貨などポレオン3世やナポレオン1世が描かれたものも同様にナポレオン金貨と呼ばれることもあります。
ナポレオン金貨の発行元は、864年に設立された世界最古の造幣局であるフランス国立造幣局です。
由緒ある造幣局から発行されたため、ナポレオン金貨は品質等への信頼が国際的に高い金貨です。
ナポレオン金貨のデザイン上の特徴をまとめると、以下のようになります。
表面にはナポレオン3世の横顔の肖像が中央に描かれ、その周囲を「NAPOLEON V」「EMPEREUR(フランス語で皇帝の意)」という文字が囲んでいます。
ナポレオン3世の横顔の肖像では有冠なのか、それとも無冠なのか、つまり草の冠を乗せているものと乗せていないものとに分かれています。
無冠に対して有冠の方が買取り価値として高くなりやすいです。
裏面にはミントマークとプリヴィマークが刻印。この2つのマークはナポレオン金貨に限らず、フランスで発行された金貨にはすべて記されています。
ミントマークとは、コインを鋳造した場所を特定するために、そのコインを鋳造した造幣局を表すアルファベットのことです。
造幣局ごとに、パリなら「A」・リヨンなら「D」のように決められています。
一方プリヴィマークは彫刻師や造幣局長の私的なマークで、いわば作者のサインのようなものです。
ミントマーク・プリヴィマークの種類や発行年によっては高い希少性が認められ、高額で買取されるという可能性もあります。
ミントマークや発行年によっては、高価買い取りが期待できます。
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