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世界の硬貨(コイン)には色々な種類が存在しますが、歴史は長く中には歴史的な意味を持つコインもあります。
一般には出回らないほどの希少性のあるものも含め、いくつか具体的に取り上げながら見ていきましょう。
【エレクトラム硬貨】
世界で最も古い硬貨とされているのは「エレクトラム硬貨」と呼ばれるコインです。これは紀元前7世紀にリディア王国(現在のトルコ西部)で発行されました。コインにはライオン(リディア王の紋章)と硬貨の重さが刻まれていました。
【ファルス銅貨・ディルハム銀貨・ディナール金貨】
古代ローマ帝国滅亡後、ペルシャ(現在のイラン周辺)が695年に「ファルス銅貨・ディルハム銀貨・ディナール金貨」を法定貨幣として定め、広大な統一経済圏を築きました。
【和同開珎・富本銭】
日本では、中国の開元通宝という貨幣を参考に708年に発行された「和同開珎(わどうかいちん/わどうかいほう)」が最古の貨幣と言われています。
一方、奈良県や長野県などで見つかった「富本銭(ふほんせん)」は7世紀後半に発行されたと言われています。
いずれにせよ、このどちらかが日本最古のコインと言えそうです。
そして日本でも外国でも、時代の流れとともに時々の為政者の意図が反映されたコインが発行されてきました。
歴史的なコインで現存するものの中には非常に希少価値の高いものもあり、買取ショップなどに高値で売却できることも。そもそも市場に出回らないものは、売る人も売りたい人もなかなかいないほどです。
【5ギニー金貨】
18世紀にイギリスで産業革命が起こると、貨幣の鋳造方法もハンマーを手で打っていたのが機械式へと大きく変わりました。時々の女王の肖像が刻まれた「5ギニー金貨」は非常に希少価値が高く、世界の富裕層から支持を得て高額で取引されているコインとなります。
【ウナとライオン】
同じ頃に発行されていたコインに「5ポンド金貨」があります。こちらも希少性が高く人気の外国コインですが、中でも「ウナとライオン」と呼ばれるコインは「世界一美しい金貨」と言われています。わずか400枚しか発行されず、2015年にはイギリスのオークションにて約1億円で落札されたそうです。
【1兆マルク硬貨】
20世紀、超インフレが起こったドイツでは世界最高額面のコイン、1兆マルク硬貨が発行されました。
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