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銀貨の黒ずみの原因は、「硫化」、「塩化」。防止のための保管のポイントは「空気に触れさせない」、「素手で不用意に触れない」、「湿気を避ける」、「直射日光に当たらないようにする」など。
1枚10万円もするアンテークな銀貨は、手入れ・保管次第で価値に影響します。
銀貨は手入れや保管方法を間違えると、いつの間にか黒く変色してしまうことがあります。
少しの注意と工夫で、黒ずみは防止・解消することができます。
銀貨が黒く変色する原因のほとんどが「硫化」です。
銀が硫黄分に触れて化学反応を起こし、硫化銀に変化することを「硫化」と言います。
銀貨全体に硫化銀の「皮膜」ができることで本来の銀色が隠れ、黄色や茶褐色、あるいは黒っぽく変色して見えるわけです。
別の原因として「塩化」により変色するというパターンを挙げることができます。
例えば「塩素系漂白剤」などに触れる場合も表面が「塩化」、そして真っ黒になってしまいます。
「塩化」は特に頑固で、一度「塩化」により黒くなってしまった銀貨を元に戻すことは容易でなく、専門業者に依頼する必要があります。
銀貨は、このように黒く変色しやすいですが、銀貨をいつまでも美しく保つため、どのようなことに注意をすればよいかといいますと、次のようなことに注意をすべきです。
・コインケースやシーラーに入れるなどして、空気に触れさせないようにします。
・触れるときは手袋着用し、素手で不用意に触れないようにします。
・保管ケースなどにシリカゲル(乾燥剤)を入れ湿気を避けるようにします。
・直射日光の当たらないところや高温になるところでの保管避けるようにします。
「銀貨保管のポイント」とは、「一つは小さめのビニール袋に入れてクリップシーラーで密封状態にする方法、また銀貨(硬貨)コレクション用専用ケース(コインスラブケースなど)に入れて保管する方法があり、できるだけ必要な場合以外は取り出さないこと」。
銀貨を美しく保ち、財産としての価値を落とさないようにするためには、洗浄も必要となることもあると思います。
その時は、銀貨専用の液体タイプクリーナーと粉末タイプクリーナーを使う方法があります。
液体の場合、3〜5分程度つけ置きし、表面が綺麗になったら水洗いで薬剤を流し、布などを使用して水気を取ります。汚れが取れない場合は、粉末タイプの専用クリーナーを使用します。
大切なコインは綺麗な状態で保管したいものです。正しい保管と取り扱い方法、むやみな洗浄は避けて、必要最低限の正しい洗浄方法を知ることが大切です。
ところで、1枚10万円の価値がある銀貨の例として、「ドイツフランクフルト2ターラー大型銀貨」(1861年)、「イングランド(イギリス) ハーフクラウン銀貨アン女王」(1713年)、「スイスフラン サンクトガレン 射撃祭 銀貨」(1874年)などがあります。いずれも1700年代から1800年代とアンティ一クな銀貨です。
これら銀貨はその手入れや保管状態によって買取り価格が異なってきます。
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