〒110-0008 東京都台東区池之端2-7-17 岩田栄光ビル1F
【営業時間】 10:30〜19:00
【電話番号】 03-5834-2450
明治期から大正、昭和前期のもので、現在でも法的に使える紙幣が6券種あります。そのうち最も古い紙幣は「旧兌換・1円券(大黒))。
戦後の紙幣では、発行が開始された時期により、「A号券」、「B号券」、「C号券」、「D号券」「E号券」などがあり、これらは現在でも額面で使える「現行紙幣」です。
古い貨幣のなかにも、明治期から大正、昭和前期のもので、現在でも法的に使える紙幣が6券種有ります。
そのうち「旧兌換・1円券(大黒))は、なんと明治18年〜明治21年にかけて発行された紙幣です。
買い取り市場にも出回っており、高い価格で買取りされています。
これまで何回となく貨幣・紙幣に係わる法令は、改正される中、基本、古い貨幣は通用禁止になっています。
しかしなぜか、1円券の「大黒」、「右武内」、「中央武内」の3種(6券種)だけは今も使用可能な紙幣として生き延びています。
現在、発行されていないお金で、現在も使用できる日本銀行券(紙幣)は、以下のとおりです。
「旧壱円券」(大黒天:明治18年発行)
「改造壱円券」(武内宿禰:明治22年発行)
「壱円券」(武内宿禰:昭和18年発行)
これを別の視点から言い換えると、今も通用する昔のお金は、発行するための根拠となる法律「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」があるのですが、その法律の中で(貨幣の無効)第9条 貨幣で、その模様の認識が困難なもの又は著しく量目が減少したものは、無効とするとありますが、これを通用禁止にする条文、法律がありません。
ただし、小額貨幣の整理に関する法律公布により、昭和28年12月末をもって、1円未満の、50銭券以下の小額紙幣は通用禁止となりました。
戦後の紙幣「日本銀行券」では、発行が開始された時期により、「A号券」(1946年〜)、「B号券」(1950年〜)、「C号券」(1958年〜)、「D号券」(1984年〜)、「E号券」(2004年〜)に分類され、そのほとんどが、現在でも額面で使える「現行紙幣」です。
そのうち「A号券」と「B号券」を見てみますと、A号券では「A壱円券」(二宮尊徳:昭和21年発行)、「A五円券(彩文模様:昭和21年発行)」、「A拾円券」(国会議事堂:昭和21年発行)、「A百円券」(聖徳太子:昭和21年発行)があります。
B号券では「B五拾円券」(高橋是清:昭和26年発行)、「B百円券(板垣退助:昭和28年発行)、「B五百円券」(岩倉具視:昭和26年発行)、「B千円券」(聖徳太子:昭和25年発行)などがあります。
現在も使える昔のお金の買取りを考える際には、相場をだいたい把握しておくことで思わぬ安値で手放してしまうのを防ぐことができます。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。
Copyright (C) 2012 ホームページ作成のトータルディアネット All Rights Reserved.