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「地方自治法施行60周年」を記念して47都道府県の「1000円銀貨」が、平成20年から発売開始。
この「1000円記念銀貨」は、地方によって人気度、買取り価格に大きな開き。5万円の値段が付く地方の銀貨もあれば、抽選販売価格を下回る地方の銀貨も。
平成20年(2008年)7月から、「地方自治法施行60周年」を記念して47都道府県を代表する郷土の風物、歴史、自然、文化、人物などを題材に「カラー銀貨(1000円)」と「バイカラー・クラッド貨(500円)」が順次、発行されました。
500円は日本貨幣史上初となるバイカラー・クラッド貨です。
「バイカラー・クラッド」とは、異種の金属板を挟み込んで作った「クラッド」材と呼ばれる3層構造の円板を、別の金属で作ったリングの中にはめ合わせて「バイカラー(2色)」の硬貨に仕立てるもの。
発行された記念コインの中で特に人気なのは、お国自慢の絵柄がカラーでコインに彩色された「1000円記念銀貨」です。
プラスチックケースに収納され、一部を除き発行時の販売価格は1枚6000円。これに対して古銭専門店などでの店頭販売価格をみると、抽選販売価格の3倍以上の値段がついているものもあります。
例えば北海道の「1000円記念銀貨」は、1万5000円から2万円。京都府は1万5000〜1万6000円程度で売られています。
山梨、静岡、奈良、島根、高知の各県もほぼ1万2000円から1万5000円と高い価格になっています。
中でも岩手県の「1000円記念銀貨」は別格です。
47都道府県のシリーズで唯一、2011年の発行後にデザインは同じで、発行年表記だけが違う追加発行が、平成24年(2012年)におこなわれました。
平成24年銘図案は、国宝中尊寺金色堂と中尊寺ハスと毛越寺(もうつうじ)浄土庭園。
平成24年(2012)年の発行数は1万枚と少なく、流通市場で一時は7〜8万円以上の買取り価格が付いたりしました。現在は5万円〜6万円程度に落ち着いています。
買取り専門店などでは、「市場で現物を確保しにくい。現在、持ち込まれれば5万円以上で買い取る」との声も聞きます。
こうした高価格な値が付く地方の記念銀貨がある反面、人気のない地方の記念銀貨もあります。買い手がつきにくく、抽選販売価格を下回る銀貨もあるといいます。
なぜ価格差が生まれるかについて、「デザインや都市の知名度など様々な要因がある」と指摘する声もあります。
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