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イングランド南部に位置する「ブリタニア」が歴史の登場するのは、古代ローマ時代で古代ローマの属州の一つとしてからでした。
ローマ帝国が衰退、撤退後は「ブリタニア」も衰退、アングロ・サクソン人などが侵入、アングロ人の土地という意味の「イングランド」と呼ばれるようになります。
「ブリタニア」は現在のイギリス・グレートブリテン島の古い呼び方で、43年にローマ帝国がブリテン島に置いた属州。
「ブリタニア」の先住民は、主にケルト系ブリトン人(ケルト系の土着民)で、属州化以降はローマ人やガリア人(ガリア地域に居住したケルト系諸部族)、ゲルマン人(ヨーロッパ北部からヨーロッパ各地に広がった諸部族の総称)が主に兵士として渡来します。
ローマの支配は40年から410年まで及び、現在のイングランド南部「ブリタニア」を中心にローマ化が進みます。
2世紀頃のローマ帝国では、「ブリタニア」は神格化され女神となり。のちにはイギリスの象徴とみなされるようになります。
しかし、ブリタニア北部にはローマの支配は届かず、絶えず蛮族が侵入してきます。
そしてローマ帝国は次第に衰退、409年についに属州「ブリタニア」から撤退します。
属州「ブリタニア」もローマの衰退とともに衰え、5世紀 に入るとグレート・ブリテン島(現在のイギリス)にゲルマン部族の一派アングロ・サクソン人などが侵入し、6世紀ころまでにはブリテン島の南西部に定住し、この地はアングロ人の土地という意味の「イングランド」と呼ばれるようになります。
8世紀になると、グレート・ブリテン島からフランスのブルターニュ地方(小ブリテン)へ移民、10〜11世紀には、英仏海峡を挟んだ両地域が「ブリタニア」と呼ばれました。
一方、イングランドにはアングロ・サクソンのウェセックスなどの7王国が成立します。
これらの国は共通して同じ形態の「1ペニー銀貨」を発行(765年)、それ以降約500年間、1ペニー銀貨が主役の時代が続きました。
13世紀がその最盛期で、およそ1億枚も発行され、「ジョン王(在位1199〜1216年)」や「エドワード1世(在位1272〜1307年)などの銀貨が発行されています。
ところで現在、イギリスを代表する定番の銀貨として「ブリタニア銀貨」がありますが、この銀貨はイギリス王立造幣局から1997年以降毎年発行され続けている「地金型銀貨(投資用銀貨)」です。
表面には「エリザベス女王」が、裏面には「ブリタニア女神」というイギリスを擬人化した女神の姿が刻印されており、プルーフ仕上げの銀貨になっています。
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