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金貨や銀貨の歴史や発行について紹介する本だけでなく、世界には金貨や銀貨がでてくる逸話や物語があります。
金貨や銀貨に興味がある方は、そんな金貨や銀貨がでてくるお話も読んでみてはいかがでしょうか。
フランスの皇帝で革命家であるナポレオン・ボナパルト(ナポレオン一世)は、自身の肖像が刻印された20フラン金貨をとても気に入っていたといわれています。
それは、ナポレオンに付き従っていたものが執筆した「セント=ヘレナ覚書」にも記録されています。
この本は、ナポレオンが大西洋の孤島セント・ヘレナへ流刑になった際に船で護送されるところや、島についてからの生活が記されており、ナポレオンが遺言として自分が死んだ後は自らの遺体の周りにナポレオン金貨を並べるように指示し、実際にそれが実行されたと記されていたり、生存中は島で出会った民に気軽に渡したことなどが記されています。
銀貨がでてくる話として「みにくいあひるの子」や「人魚姫」などで有名なデンマークの童話作家であるアンデルセンの作品に19世紀半ばに作られた「シリング銀貨」という物語があります。
とある英国紳士が外国へ旅行した際に彼のお財布にあった1枚のシリング銀貨がこぼれてしまい、その銀貨目線でお話がすすみ、銀貨が人から人へと巡りめぐって元の持ち主に戻ってくる、という物語です。
ところで、ネックレスのチェーンにつける銀貨のペンダントヘッドがあります。
このペンダントヘッドに使われている銀貨はシリング銀貨が使われています。
硬貨をアクセサリーに使用する感覚が日本にはないので不思議に思う方も多いと思いますが、さきほどの「シリング銀貨」の物語の中で、ある時シリング銀貨は穴をあけられ紐を通され幸運の銀貨(Lucky Shilling)として身に着けられるというエピソードがあります。
このように、古く昔から銀貨は幸せに通じるという考えが伝わっていて、ペンダントヘッドとして今も好まれているといわれています。
金貨や銀貨には、その価値だけでなく思い出や歴史を感じることができたりと楽しめる要素がいくつもあります。
そんな楽しむ要素の一つとして、金貨や銀貨にまつわる逸話や物語を読んでみてはいかがでしょうか。
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