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中国旅行で残った「100元」札。その「100元」札を持って買取専門店に伺ったときに、「100元」札を含め最近の中国のお金の事情のお話を聞くことができました。
中国では偽札が横行し、この対策として2015年には「100元」札のみ新札を発行。中国貨幣の売買には特に注意が必要ということでした。
中国では「人民元」が使用され貨幣の単位は人民元で、通称、単に「元」と呼んでいます。
補助貨幣の単位は「角」と「分」が使われ、1元は10角、100分で1元となります。
そうした中国に大分以前、旅行しましたが、中国から帰国した際に両替し忘れていた「 100元」札が机の中を整理した際、引き出しに入っていた封筒の中から見つかりました。
そこで、その紙幣を持って以前に古銭を買取りしていただいた専門店に伺いました。
そのお店の人の話によると、「100元」札には偽造紙幣が多く、そうした事から中国政府は2015年に「100元」のみ新しい「100元」札を発行したといいます。
現在の中国の紙幣には「1元(緑色)」・「5元(紫色)」・「10元(青色)」・「20元(茶色)」・「50元(青緑色)」・「100元(赤色)」と紙幣毎に色分けされた6種類の人民元紙幣(一部例外はありますが、その表面はすべて毛沢東の肖像画)が発行されていますが、「100元」札のみが10年ぶりに刷新したそうです。
で、どこがどう変わったのでしょうか?とお店の人に尋ねると、「新100元」札の主な刷新されたポイントについて、次のように話されました。
「新100元」札は、表面は毛沢東の肖像が描かれ、数字は算用数字でなく漢数字が書かれた背景には、中国でよく見られる花がデザインされています。
また偽造防止対策として紙幣の表面の「100」の文字が、紙幣を眺める角度によって色合いが変わるようにするなど、各種の新しい技術が使われているとの説明をされました。
ところで手元に残っていた「100元」札は、表面には毛沢東の肖像画、裏面には人民大会堂の図柄が描かれていることから、中華人民共和国の建国50周年を記念して1999年から2005年にかけて発行された「新100元」札の前の「100元」札で、現在もこの紙幣は使用できるといいます。
中国では紙幣や硬貨の種類に問わず、日常的にニセモノが出回っており、特に中国の最高額紙幣である「100元」札の売買には注意が必要とのことでした。
こうしたお話をお伺いしながら相談したお店で、安心して買取りしていただきました。
今度、中国を訪れる機会があった時には、新しい「100元」札を手にしてみたいものです。
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