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蔵に保管していたダンボールの中から見慣れない貿易銀という文字のはいった硬貨があったのでどんな価格がつくのかお店にもって行ったら、本物の硬貨で価格がついたので買い取ってもらうことにしました。
倉庫代わりに使っている蔵で探し物をしていたら、祖母の物と思われるアルバムや小物がはいったダンボールがありました。
昔の物は目新しく感じてダンボールの中を見ていくと、巾着の中に硬貨がはいっていました。それは見慣れない硬貨で、貿易銀という文字がはいった硬貨でした。
見たことも聞いたこともない硬貨でしたが、巾着の中に大事にはいっていたので、どういったものかインターネットで調べてみました。
貿易銀とは簡単にいうと外国との貿易用に明治政府により発行された1円銀貨であり、その発行年数は短く、現在日本で貿易銀として古銭市場で取り引きされているのは明治8年(1875年)から数年間の間に発行された貿易銀と表記されている硬貨を指すとのことでした。
そして、貿易銀の発行枚数はおよそ300万ほどであり、また貿易に使われた硬貨であることから日本語だけでなく英語が表記されています。
このように、もともと古銭と呼ばれる古いお金であること、短期間で貿易銀の硬貨の発行が終了したことにより発行枚数が限定されている硬貨であること、さらに貿易に使われたことにより国内に残っている硬貨の数が少ないことから希少性が高くコレクターにも人気で専門店での買取価格も高値であることがわかりました。
その情報から期待して貿易銀をお店にもっていったら、本物の貿易銀で買取価格も予想以上の価格だったので、家族と相談をして買い取ってもらうことにしました。
貿易銀が本物で保存状態など条件が良ければ買取相場は10万円以上になることが多いようです。
ただし、模造品も多く出回っているため買取査定にだしてガッカリする人もいるそうなので、貿易銀を買ったり売ったりする時は信頼のできるお店で取り引きをすることをお勧めします。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。
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