祖父から受け継いできた「大判」の処分に困っていたところ、知人に大判の価値について教えていただきました。
「大判」は、金の質・純度だけでなく歴史的価値も併せて値がつけられるため、素人では「大判・小判」の真の価値を見極めるのは難しく、経験豊富で信頼できるところに依頼することが重要です。
昨年、これまで父の実家で、祖父から受け継いできた「大判」がありますが、父も亡くなり「大判」を家で管理するのが難しくなったため売却することを検討しましたが、素人目には「大判」に関する知識、情報もなく、本物かどうかもよく分かりませんでした。
そこで、仕事先の知人で金貨を保有され、金貨に造詣のある方に、いろいろと「大判」について教えていただきました。
「大判」はかつての日本で貨幣として用いられてきたもので、古くは16世紀から、江戸時代に流通し、お金(金貨)として使用されていました。
そもそも「大判」が最初に世の中に登場したのは、豊臣秀吉の命令で作られた「天正大判」だといわれています。最初の「大判」は金塊のような大金として利用されていました。そのため、農民や町民、商人など市場には流通していませんでした。
しかし、江戸時代に徳川家康によって1両単位の貨幣鋳造が行われると、「大判」や「小判」、「一分金」といった金貨などが全国で流通するようになりました。
ところで、「大判」は種類によって純度(品位)が違います。ということは「大判」としての価値も異なると言うことです。
「大判」には鋳造された時代、年号によって「天正菱大判金」、「天正大判金」、「慶長大判金」、「元禄大判金」、「万延大判金」、「享保大判金」、「天保大判金」などの種類があります。
「大判」は、金の質・純度だけでなく歴史的価値も併せて値がつけられるため、素人では「大判・小判」の真の価値を見極めるのは難しいでしょう。
また「大判」は、その希少性と歴史的価値から人気が高いためレプリカも多く出回っており、本物かどうかを見分けるのは極めて困難といいます。
ただし、レプリカであっても“金”自体の価値で評価されます。
ところで中にはメッキ製品もありますが、本物の金かどうかを簡単に調べる方法としては、磁石を当てる方法があります。
メッキ製品であれば磁石がくっつきます。磁石がつけば、偽物である可能性も出てきます。
こうしたことから、大判を売却する際は、経験豊富で信頼できる店舗に依頼することが重要だということを痛感。
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