「ヘンリー8世」は、ローマ・カトリック教会と決別し、イギリスの宗教改革をすすめます。また経済面においては多様な貨幣政策により活発な経済活動を活発化し、イギリスを一つの主権国家として統合の土台を築きます。反面、宮廷内においては、6人の王妃と結婚・離婚を繰り返し、中には王妃を処刑にするなど残酷非道な国王としても知られています。
「ヘンリー8世」は1509年から1547年まで「イングランド国王」として在位。
その在位中、テューダー王朝のイングランド第2代の国王として絶対王政を確立します。
反面、6人の王妃と結婚・離婚を繰り返し、中には王妃を処刑にするなど残酷非道な国王としても知られています。
こうした「ヘンリー8世」の「光」と「闇」に包まれた人生に関心を抱き、調べてみました。
「光」の部分としては、イングランドのみでなくウェールズ、スコットランド、アイルランドの統治権も手中に収め、イギリスを一つの主権国家としての統合の土台を築きます。
また自らの離婚問題を契機にローマ・カトリック教会と決別し、イギリスの宗教改革を議会との協調で進めるなど円滑な政治運営体制を構築します。
こうした政治手腕を発揮し当時の欧州の弱小国からイギリスを、後に欧州の強国への礎を築いた国王として名を残します。
また「ヘンリー8世」は、「ソヴリン」、「エンジェル」、「ダブルローズ・クラウン」といったバラエティが豊かな金貨などを発行、治世下での経済活動を活発化します。
中でも「エンジェル金貨」は、「中世の宝物」としての評価、価値が高く、高額での売却実績も報告されています。
一方、「闇」の部分としては王妃問題があります。
「ヘンリー8世」は、生涯で6人の王妃を迎えています。
最初の王妃は、兄「アーサー」の寡婦であった「キャサリン(スペイン王女)」。
男の子に恵まれず、ローマ教皇と対立する中、離婚。
それまでイギリスには女王が誕生、在位していなく、男子の後継者の子供を得たいがためともいわれています。
2人目の王妃「アン・ブーリン」とは、女子の「エリザベス」(後のエリザベス1世)だけで、後日、不倫等の罪で処刑。
3人目の王妃「ジェーン・シーモア」は、男子エドワード(後のエドワード6世)をもうけましたが、出産時に死亡。
4人目ドイツ貴族の娘「アン」、5人目「キャサリン・ハワード」は処刑し、最後の王妃は「キャサリン・パー」。
一方、貨幣価値を劇的に引き下げたため「ヘンリー8世の大悪改鋳」という言葉がよく知られています。
自身の豪華な生活や戦争の繰り返しで財政が厳しくなり、その中で取った政策は金貨の金含有量を上昇させる一方、銀貨の銀含有量を継続的劇的に下落させることでした。
銀の含有量を50%に、更に3分の1にするなど銀貨の価値を大きく落としました。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買い取りのことならお気軽にお問い合わせ下さい。
「ウナとライオン金貨」は、世界で一番美しい金貨として有名ですが、ヴィクトリア女王即位の2年後に発行されました。若くしてイギリスの王朝の王位に即位したヴィクトリア女王の在位期間は60数年に及びます。その間、女王の君臨するヴィクトリア朝は、海外への拡大政策、植民地化を展開、大英帝国繁栄の時代を築きました。
→詳しく見る
ある古銭買い取り店を訪れた時、普段、なかなかお目にかからない珍しい銀貨が飾ってありました。そこには明治・大正時代に発行された新旧銀貨が整然と陳列され、その隣には見る目にも美しい図柄と、カラーデザインの「地方自治法施行60周年記念銀貨」47都道府県のすべてが展示されていました。
→詳しく見る
父にもらった日本の昔のお金、銀貨なので保管があまかったからかくすんできました。これからどう保管しておくか悩みましたが、買取査定をしてみたら納得できる価格だったので結局売りました。
→詳しく見る
日本で有名な金貨と銀貨では、まず「昭和天皇陛下御在位60年記念」、「平成天皇陛下御即位記念」などの天皇家・皇室関連のもの挙げられます。また「東京オリンピック」や「ワールドカップ」などのスポーツ関連のものや「日本国際博覧会」、「東日本大震災復興事業記念」などがあります。
→詳しく見る
「地方自治法施行60周年記念」を記念して、全国47都道府県ごとの1,000円カラープルーフ銀貨などが平成20年から28年にかけて逐次、発行・発売されました。その人気は高く人気の秘密は、1,000円銀貨に施された心躍り、きらめく色彩と描かれたデザインの素晴らしさに魅了されるところにあります。
→詳しく見る
買取専科 七福本舗