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聖書に登場する貨幣は全部で11種類。その中で「ドラクマ」と「ディドラクマ」があります。
「ドラクマ銀貨」は「ルカの福音書15章8節」の中で10枚のドラクマ銀貨」として記載され、また「ディドラクマ銀貨」は、神殿への納入金として記載されています。
聖書の文章の中に登場する貨幣のことを「聖書の貨幣」と称し、呼ぶことがあります。
聖書の中に出てくる貨幣は全部で11種類。
この中に「ドラクマ(銀貨)」と「ディドラクマ(銀貨)」があります。
「ドラクマ」とは、過去に遡る紀元前の古代ギリシヤ等の地域で、広範囲に使用された通貨の単位でした。
その後「ドラクマ」は一時廃止になりましたが、近代に入って再登場し、EUの通貨ユーロが導入される前まで、ギリシャで流通していた通貨の単位です。
聖書の中では、「ルカの福音書15章8節」に「ドラクマ銀貨」が出てきます。
聖書の中で神の心を示す2つの例え話が出てきます。その一つに次のような記述があります。
「ある女性が10枚のドラクマ銀貨を持っていましたが、その1枚を無くしたら、その女性は家の室内の灯りをつけ、室内の隅から隅まで掃いて、その1枚を見つけ出すまで念入りに捜すのではないでしょうか」というくだりに「ドラクマ」が出てきます。
10枚のうちの1枚を無くしたのです。その1枚を探す人の「熱心さ」、「必死さ」の心を伝えているといいます。
無くした1枚銀貨を例えに、1枚の銀貨をさがす人は神であり、無くした1枚の銀貨は、私たちを指しています。
ちなみに「1ドラクマが1日分の賃金」と言いますから「ドラクマ銀貨10枚」は10日分の賃金になります。
一方、「ディドラクマ」も新約聖書に登場するギリシヤの銀貨です。
聖書の中では「マタイの福音書17章24節」の「宮の納入金」に出てきます。
「宮の納入金」とは、当時ユダヤ教の本山であったエルサレム神殿の維持管理のために納めるお金のことで、神殿税ということができます。
この「宮の納入金」は、「ディドラクマ(銀貨)」での納付となっています。「1ディドラクマ」は「2ドラクマ」になり、労働者の2日分の賃金と同等の価値を持っていました。
これが 1 年分の「宮の納付金」として徴収されていたわけです。
古代ギリシャ時代に使われていた「ドラクマ銀貨」や「ディドラクマ銀貨」のいつの年代に製造されたのかにより価値に違いがあるものの、総じて価値の高い古銭で、期待できる売却が可能と言います。
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