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今のイギリスの起源ともいえる「ブリタニア」が、ローマ帝国の属州であった時代から現代のイギリスに至るまでのコインの変遷について調べてみました。
この中でイギリスでは「ブリタリア銀貨」をはじめ、様々な硬貨に刻印された「ブリタニア女神」というイギリスを擬人化した女神の姿が硬貨は人気が高く、イギリス人の間ではお守りと購入する人も多いといいます。
現在のイギリスの国土である大ブリテン島には、紀元前からヨーロッパ大陸のケルト人と同系統の人々が居住していました。
ローマ帝国は、ケルト人の中で最も有力だったブリトゥン人の名から、この地を「ブリタニア」と呼び、属州にしました。
そうした長い歴史を有するイギリスでのコインの歴史とブリタリアの人気の硬貨は何かと調べてみたことがありました。
(紀元前1世紀〜紀元1世紀)ケルト人のコイン=イケニ族の1/4スタータ金貨
(1世紀〜3世紀)ローマ帝国のコイン=ブリタニア帝国の銅貨
(8世紀〜13世紀)1ペニー銀貨の時代=ジョン王の1ペニー銀貨、エドワード1世の1ペニー銀貨
(13世紀〜17世紀)多種多様なハンマー打ちコインの時代=エリザベス1世の6ペンス銀貨、チャールス1世の6ペンス銀貨
(17世紀〜)機械打ちコインの時代=チャールス2世の1ペニー銀貨、ジョージ2世の6ペンス銀貨
(19世紀〜)女王陛下のコイン=ヴィクトリア女王のソヴリン金貨
調べていく中で女王陛下コインの時代、イギリス国内において「トレードダラーブリタニア銀貨」が、貿易専用銀貨として1895年〜1935年に発行されています。
この銀貨は日本の貿易銀と同じ量目の26.96gで銀品位0.900の貿易銀です。
表面にはイギリスの象徴である女神ブリタニアの立像が描かれています。
そして1997年には「地金型・投資用銀貨」として「ブリタニア銀貨」が新たに英国王立造幣局から製造・発行されています。
表面にはエリザベス女王像が刻印され、裏面にはブリタニア女神というイギリスを擬人化した女神の姿が刻印されており、鏡のように磨いたプルーフ仕上げの銀貨になっています。
この「ブリタニア銀貨」の純度は、以前は95.8%でしたが、2013年以降の銀貨は純度99.9%の純銀で発行されています。
この「ブリタニア銀貨」は1997年以降毎年発行され続け、1オンス銀貨のみが発行されています。
現在は銀貨を初め、イギリスで価値の高いさまざまなコインに「ブリタニア」の姿が描かれています。
この「ブリタニア銀貨」の人気は高く、お守りとして購入される人もおられるということで、売るときには高い売却価格が期待できると言います。
2017年にはブリタニア収集向け初となるブリタリア金貨発行30周年記念の「30オンス金貨」と、ブリタリア銀貨発行20周年記念の「20オンス銀貨」が新デザイン、新セットとして発行されました。
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