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ウィルヘルム2世は第3代ドイツ帝国皇帝であり、また最後のドイツ帝国の皇帝。「3B政策」の計画や海軍力増強といった帝国主義化を推進しました。
こうした中で当時のロシアやイギリスと衝突、第一次世界大戦に突入し、戦後、ドイツ革命などから退位、国外へ亡命しました。
ドイツ・プロシア・ヴィルヘルム2世(1859年1月〜1941年6月)は、1888年に第3代ドイツ帝国皇帝に即位し(在位1888年―1918年)、「国民皇帝」をめざして新しい時代を作ろうとした皇帝であり、また最後のドイツ帝国の皇帝でもあります。
ちなみにプロシアはバルト海に面し、旧東ドイツとして知られる地域です。
ヴィルヘルム2世は、皇帝即位すると対立したビスマルクを罷免、その後「3B政策」を計画、これはベルリン・ビザンティウム (イスタンブールの旧名)・バグダッドを鉄道で結ぶ計画で、ドイツがオーストリア・オスマン帝国との経済圏の統合・拡張、アジア進出を図ることを意図するものでした。
この「3B政策」は、同じような「3C政策」(カイロ 、ケープタウン 、カルカッタを鉄道で結ぼうというもの)を行うイギリスやロシア帝国やと対立を深めます。
一方、ヴィルヘルム2世は積極的な軍事力増強政策による帝国主義化を展開しました。
その一つが軍艦の積極的な建造でした。これは世界における、特にイギリスの海軍力を意識して、ドイツの海軍力の優位性を高める狙いのものでした。
こうしたドイツの動きに当然イギリスは対抗策を講じ、両国で激しい海軍力増強競争が行われることとなりました。
こうした背景、状況の下で第一次世界大戦に突入します。
しかし第一次世界大戦に敗れ、国内においてはドイツ革命が起こり、1918年退位と亡命を強いられ亡命先のオランダで没します。
このヴィルヘルム2世時代の代表的な金貨としては、「20マルク金貨」(1899年発行、品位900Gold、量目7.97g、直径(mm)22.5)と「10マルク金貨」(1871年〜1915年発行、品位 K21.6、質量3.97g、直径(mm)19.5)があります。
「20マルク金貨」の表面は、ヴィルヘルム2世のカイゼル髭をたくわえた横顔肖像で、裏面は、大イーグルがデザインされています。
20マルク金貨には、ヴィルヘルム2世の祖父ヴィルヘルム1世のものもあります。
ドイツの金貨は種類が非常に多く、コレクターから人気を集めています。いずれにせよこうした古銭を損せず高額買取してもらうには、正確に査定できるのは古銭専門店にて買取に検討されることをおすすめします。
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