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イギリスの旅行中、宿泊先のホテルの人から「シリング銀貨」や「ブリタニア銀貨」の話を聞きました。
「シリング銀貨」は、イギリス人にとっては「ラッキー・シリング」として大切にされていて、「ブリタニア銀貨」は発行から20周年を経過、現地ではもちろん、世界中のコイン収集家からも高い人気を得ているといいます。
家族でイギリスに旅行しました。イギリス旅行中、「シリング銀貨」のシンプルなペンダントヘッドを時々に見かけます。
アクセサリーにしては、簡単なつくりのものでしたので、どうしてだろうかと不思議に思っていました。
そのことを宿泊したホテルの人に話すと、その背景の一つにアンデルセンの『シリング銀貨』の物語があると言われ、家族で聞き入りました。
その話によると「シリング銀貨」は19世紀に書かれ、「裸の王様」、「みにくいアヒルの子」、「人魚姫」などで有名なアンデルセンの作品の中にあるそうです。
「シリング銀貨」の話の大筋は、外国旅行に出かけたイギリス紳士の財布にあった一枚の「シリング銀貨」が、異国の地で財布から落ちてしまい、いろいろな人たちを巡りめぐって、最後には元の持ち主であった、その紳士のもとに戻ってくるという内容です。
もう一つ19世紀当時のイギリスでは国外への旅が増え、「シリング銀貨」に穴をあけて、ジャケットの裏に縫い付けておくなどして、旅先での非常用通貨にすることが行われていたそうです。
初めはトラベラーズチェックとして使われ、後にはラッキー・シリングとして大切にされてきたことなどを考えれば、今日こうした光景を見かける頻度が比較的多いことに納得がいきます。
ところで最近のイギリスでは、2017年に「ブリタニア金貨発行30周年プルーフ金貨」と「ブリタニア銀貨発行20周年記念プルーフ銀貨」の「ブリタニア・コレクション」が発行されましたが、これはイギリスのコイン史上にとって大変、重要なイベント、出来事であったという話を聞きました。
その中で「ブリタニア銀貨」は、1987年に発行開始された「ブリタニア金貨」に続き、1997年以降毎年発行され続けています。
純度は2012年までは95.8%、2013年以降は99.9%(純銀)となっています。
イギリス政府がその重量と品位を保証していることもあり、現地ではもちろん、世界中のコイン収集家からも人気を得ている銀貨です。
「ブリタニア銀貨発行20周年記念プルーフ銀貨」についていえば、その初回発行枚数が少ないことや美しいデザイン的魅力なども加わり、「ブリタニア銀貨」が手元にあれば、専門の買い取り業者に見せることで高い買い取り価格の査定が期待できるかもしれません。
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