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先日、アンティークコインについて熱く語られる方の話を聞き、ヴィクトリア女王と「ウナとライオン」などについて少し調べてみました。調べていくうちに、19世紀イギリス・ヴィクトリア女王時代に発行された「ウナとライオン」の5ポンド金貨が、コレクターを初め多くの人々を惹きつける理由が理解できました。
先日、知人の紹介で買い取り店を訪れ、アンティークコインの話を聞く機会がありました。
その中で、全世界にたくさんの植民地をもち、大英帝国全盛期、ヴィクトリア朝に君臨したヴィクトリア女王時代(1837年〜1901年)のある硬貨の話を披露されました。
その硬貨は1839年に女王即位の記念に発行された「ウナとライオン」の5ポンド金貨で、その希少性や世界一美しいと言われるデザインなどから世界のコレクターの間では大変有名で、羨望の金貨の一枚ということを熱弁されていました。
こうした熱い思いで語れていたヴィクトリア女王時代の硬貨について興味を持ち、私なりに少し調べてみました。
「ウナとライオン」は収集用に作られたプルーフ金貨であり、発行枚数も400枚と少なく、大変、希少な金貨となっています。
この「ウナとライオン」金貨の表面には、18歳という若さで即位したヴィクトリア女王の横顔が描かれています。
裏面にはこの金貨を世界的に有名にした「ウナとライオン」という名前の元になっている図柄が描かれています。
その図柄・デザインは、エドマンド・スペンサーの叙事詩「妖精の女王」の主人公のウナがライオンにまたがっている姿となっています。
ここで描かれている「ウナ」はヴィクトリア女王であり、「ライオン」はイギリス王国そのものを表していると言われています。
これはイギリス王国の国章(国を表す公式の紋章)が「ライオン」であることから、「ライオンがウナ(ヴィクトリア女王)を守っているという独特の物語性とそれを表現した図柄・デザインであるといいます。
このように世界で一番美しい金貨と言われている「ウナとライオン」の金貨は、発行枚数の少なさもあって、オークションなど買い取り市場に出回ることも少ないといいます。
仮に「ウナとライオン」の5ポンドプルーフ金貨が取引されるなら、未使用品であれば数千万円ほどの高値で買取される可能性もある1枚と言われています。
その後、ヴィクトリア女王の生誕100周年や生誕160周年を記念した金貨も発行されました。
2019年にはイギリス本国やオーストラリア、カナダなど、過去にイギリスの強い影響下にあった国々で、生誕200周年を記念したヴィクトリア女王プルーフ金貨やコインセットが発行されました。
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