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寛永通宝は種類が多く、価値は種類と状態によって大きく差が出ますが、家にあったのはプレミアがつくほど貴重なもの。
そんなものが我が家にあったなんて驚きでした。
私の家には昔から寛永通宝がありまして、祖父母も他界してしまい両親ももう高齢となり、そのまま引き継いだ形で今は私のものとなっています。
正直あまりこういった古銭などは知識がなく、興味も持てませんでしたが、貴重なものだということだけは分かっていたので、買取ってもらおうと今回持ってきました。
一応自分なりに少し調べたりもしましたが、寛永通宝は江戸時代に流通した貨幣のことで、1636年(寛永13年)から本格的に流通を始めて幕末(江戸時代末期)まで鋳造され、その後300年以上にわたって流通したと言われています。
時代劇の銭形平治で主人公が投げる銀貨として有名なので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私もそれで知っていたくらいでした。
寛永通宝は発行年代によって古寛永と新寛永に大きく分類されます。
一般的に、1668年(寛文8年)年までに鋳造された寛永通宝は古寛永とされ、それ以降に鋳造された寛永通宝は新寛永とされます。
また、時代によって製法が異なることから、表面の文字や書体にも若干変化が見られるなど、非常に多くの種類があります。
価値は種類と状態によって大きく差が出ますが、寛永通宝の中でもプレミア的価値のあるものとして、次の2つが挙げられます。
『島屋文』と『二水永』です。
実は私が持っていたのはこの二水泳だったのですが、プレミアになっているのを知った時は、これは高額査定が出るぞと嬉しくなりました。
お店の方に、二水泳は最も古い種類のもので、流通量も少なかったため非常に希少価値が高いと言われました。
数百種類の中のプレミアだったとは、これまでなぜ我が家で大事に保管されてきたのかやっとわかりました。
二水永が数万円もの価値を出すなんて・・・すごい世界ですね。
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