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2007年、初代アメリカ合衆国大統領夫人を描いた「ファーストスパウズ金貨」が発行されて以来、毎年数人分ずつ発行されています。
「ファーストスパウズ金貨」の特徴は、単年度のみの発行に枚数が極端に少ないこと。加えて人気のファーストレディの魅力もプラスされ希少価値の高い金貨となっています。
アメリカの記念金貨で「ファーストスパウズ(first spouse)シリーズ」という金貨があります。
「ファーストスパウズシリーズ金貨」には、歴代アメリカ合衆国大統領の夫人が初代からレリーフされおり、その金貨をシリーズ化したものです。
この「ファーストスパウズシリーズ金貨」は、2007年に初めて発行され、以降、毎年数人分ずつ発行されています。
アメリカ大統領は、初代大統領「ジョージ・ワシントン」(大統領夫人:マーサ・ワシントン)から現在の大統領「ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニア」(大統領夫人:ジル・バイデン)まで45人います。
「第22代スティーブン・グロバー・クリーブランド大統領」は、二度大統領になっています。
歴代大統領の中で結婚しなかった大統領は、「第15代ジェームズ・ブキャナン・ジュニア大統領」で唯一の独身を通した大統領です。結婚しなかった金貨には、リバティがデザインされます。
この「ファーストスパウズシリーズ金貨」の発行枚数は、そもそも大変少なく、また単年度のみの発行のため、発行された年度の「ファーストスパウズシリーズ金貨」によっては、売却価格が数年で数倍以上になっているものもあるといいます。
加えて人気のあるファーストレディの金貨になると、より高い売却価格が期待できるともいいます。
最初に発行された「ファーストスパウズ10ドル金貨」の発行枚数は、次の通りです。
これまで発行された他の地金型金貨や収集型金貨と比べても異常に少ないことがうかがえます。
・「マーサ・ワシントン」発行枚数:20,000枚
・「アビゲイル・アダムズ」発行枚数:20,000枚
・「ジェファーソン」発行枚数:20,000枚
・「ドリー マディソン」発行枚数:12,541枚
2008年以降になるとその発行枚数はさらに少なくなります。2008年以降2011年までに発行された「ファーストスパウズ10ドル金貨」は多くて5000枚、そのほとんどが1000枚から2000枚の発行枚数となっています。
・「イライザ・ジョンソン」発行枚数:2,905枚
・「ジュリア・グラント」発行枚数:2,961枚
・「ルーシー・ヘイズ」発行枚数:2,263枚
・「ルクレティア・ガーフィールド」発行枚数:2,498枚
1年間のみの発行もあって枚数は少なく、そのデザイン性とともに希少価値は高く人気の金貨です。
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