即位金貨とは、海外ではその国の「王」が即位するとき、日本の場合は歴代天皇が即位するときに発行される金貨のことをいいます。
日本の場合、昭和以降では昭和天皇、平成天皇、令和天皇の在位記念を含めて、5回ほど記念金貨が発行されています。
即位金貨とは、海外では国の「王」などに即位した記念に発行される金貨のことを言いますが、日本の場合「天皇即位」に発行される記念金貨のことを指します。
また「在位記念」にも記念金貨が発行されています。
日本でこれまで売買された古銭の中には、数多くの記念硬貨がありますが、中でも多くの関心が寄せられているのが「天皇即位記念硬貨」になります。
天皇陛下即位記念硬貨は、記念硬貨のコレクターはもちろん、一般市民の間でも需要があるため、古銭専門の買取業者でも高い価値をもつ硬貨として買取がされている代表と言えます。
ところで天皇即位記念金貨は、その取扱いが法律で守られています。
価値の高い金が使われている天皇即位記念金貨ですが、貨幣の損壊を禁じた法律である「貨幣損傷等取締法」で、この金貨を安易に溶かしたり、傷をつけたりすることができず、その影響で用途が限られることもあり、金相場の価格で買取をしていないところもあります。
これまで日本で発行された天皇の即位祝い金貨としては、1番最初の金貨は昭和天皇が天皇に即位されて60周年を祝い発行された10万円金貨で、約1100万枚発売されました。
10万円金貨と同時に1万円銀貨、500円の銅貨も発行されています。
2番目の金貨は平成の上皇陛下が天皇に即位されたときに発行された10万円金貨で、200万枚発行されました。
同時に500円の白銅貨も発売されました。
また平成の時は、天皇陛下御在位10年、20年、30年記念貨幣として、1万円金貨5万枚と5百円ニッケル黄銅、白銅及び銅も発売されています。
3番目の金貨は、日本の歴史の転換点である令和の始まりに、第126代天皇に即位された時に、発行された1万円金貨で発行枚数は5万枚です。
同時に500円バイカラー・クラッド硬貨も発売されました。
こうした天皇即位記念金貨の買取価格は、金の相場・レートの変動やパックに入ったものであれば、その開封・未開封によっても左右されますが、古銭の買取市場において額面よりも上回って売買される傾向にあるといいます。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。
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