外国製の硬貨の材質・素材には、金・銀・プラチナ・パナジュウム・白銅など多様なものがあり、世界各国で製造・発行されています。
この中で特に金の硬貨は、古代から現代に至るまで、その希少価値から相場価値が高いものとして買取されています。
外国製硬貨という場合には、日本で発行された以外の硬貨、海外の各国で発行された硬貨を指しています。
その外国製硬貨には古銭としての価値の高いものや最近発行、流通、使用されているものまであります。
では現在、日本で取り扱いがあり、販売されている外国製の硬貨にはどのような材質できたものがあるのか、またその材質別に日本で取り扱いがあり、販売されている件数はどのぐらいあるのか、といったことを調べてみました。
その結果は、金616件、銀1314件、プラチナ13件、パラジュウム2件、白銅類123件、特殊加工コイン126件などと、なっていました。
特に外国製硬貨の中でも金は、古銭としての価値のあるものが多く、その金を材質とした代表的なものとしては、次のようなものがあります。
フランスの「ナポレオン金貨」1857発行で、素材は金90%
同じくフランスの「ルイドール金貨」1670年発行で、素材は金91%
カナダの「メイプルリーフ金貨」発行は1979年~、素材は金99.99%
オーストリアの「ウィーン金貨」発行は1989年~、金99.99%
イギリスの「ソブリン金貨」1817年~発行、素材は金91.7%
オーストラリアの「カンガルー金貨」1989年~発行、素材は金99.9%
などがあります。
これらの外国製金貨は、古銭の買取相場では10万円前後で取引されているようです。
金以外の材質で近年、発行された外国製硬貨には、以下のものがあります。
銀では、2018年発行のイギリスの「女王エリザベス2世戴冠65周年 」5ポンド銀貨や同じく2018年に発行されたフィジー の「サムライ シリーズ 平清盛」 1ドル銀貨などがあります。
プラチナでは、2019年発行の中国の「北京世界園芸博覧会」100元プラチナ貨や同じく2019年発行のアメリカの「独立宣言シリーズ自由」100ドルプラチナ貨。
白銅貨類では、2019年に発行されたカナダの「カナダ人初の宇宙飛行」25セント、3色銅貨(黄銅、白銅、青銅)などが発売されています。
ちなみに、日本の造幣局が発行している外国硬貨には、地金型金貨やプラチナを使った硬貨もあり、財産形成のために買取をする人もいます。
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