日本の即位金貨と言えば、天皇陛下即位記念金貨をさします。近年では昭和天皇の即位から60年の在位を記念した金貨や平成天皇の即位記念・在位記念金貨があります。
令和の幕開けに即位された天皇即位記念金貨には、単品と平成と令和の即位金貨2種類をセットしたものがあります。
日本では 2019年 に「令和元年」の文字が刻まれた「天皇陛下御即位記念貨幣 1万円金貨 プルーフ」が発行されましたが、この金貨は日本の新たな時代の幕開けを記念する歴史的ものと言えます。
そこで古銭としても買取がされている日本の即位金貨を調べてみると、1番最初に発行された金貨は昭和天皇の「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」で、昭和天皇が天皇に即位されて60周年を祝い発行された金貨です。
次に2番目に発行された「天皇陛下御即位記念10万円金貨」があります。
これは現在の上皇陛下が天皇に御即位されたときに、1990年4月に発行された金貨です。
この金貨は、表面のデザインは、鳳凰と瑞雲の図柄が描かれ、裏面デザインの菊の御紋と桐と唐草の図柄が配置されています。
この両方の即位金貨とも古銭としての買取価値も高いものとなっています。
そして3番目に発行されたのが、令和の時代に即位された第127代天皇の「天皇陛下御即位記念1万円金貨 」です。
この記念金貨は、純金で非常に気品のある図柄がデザインされています。
その表面には健康長寿の鳳凰と吉兆のきざしを表すものとされる瑞雲が描かれています。
裏面は皇室の「菊花紋章」が中心に描かれ、紋章を包みこむように天皇陛下のおしるし「あずさ」と皇后雅子さまのおしるし「ハマナス」があります。
また、天皇陛下御即位記念貨幣 特製金貨セットも発売されています。
これは「平成」の天皇陛下御在位30年記念1万円金貨と、今回発行された「令和」の天皇陛下御即位記念1万円金貨の「平成」と「令和」、新旧それぞれの年号が刻まれた金貨を組み合わせた金貨2種セットです。
フタの内側には、皇居の二重橋のフォトが金貨の説明とともにプリントされ、フタを開いた状態で、写真盾のように、たてて飾ることが可能になっています。
そして、この金貨のセットものは「天皇陛下 記念貨幣」の文字が刻まれた気品の高い桐製ケースに収められています。
この金貨セットものは、貴重なセットとして買取においても人気があります。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。
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