銀貨の価値は、手入れや保管の仕方で大きくその価値が変化します。そのためには日常的なメンテナンスが必要です。
また銀貨に錆が発生した場合には、正しい洗浄方法などをすることによって銀貨本来の輝き・美しさを取り戻すことができ、高い買い取り価格での売却も可能となります。
銀貨をはじめ硬貨の美しさや価値を保つには、適切な手入れ・保管が大切です。
銀貨などは、置いておくと表面が黒ずんで汚くなります。
これは銀などの金属を素材としている硬貨は、空気に触れると、化学反応を起こすためで、錆たり変色する原因となります。
銀貨の持つ本来の美しさを維持する為にも、正しいメンテナンスが大切です。
そこで硬貨の腐食や劣化を防ぐ為にも、極力、空気に触れさせないよう、まず工夫することが大切です。
簡単な保管方法としては、ビニールやポリエチレンでできている、手軽に密封状態にできる袋「クリップシーラー」を、銀貨の封入に使えば空気に触れず、劣化を防ぐ効果があります。
このほか密閉できる容器に銀貨を入れて、空気に触れるのを遮断するとともに、市販の密閉容器の中を脱酸素状態にする薬剤である「脱酸素剤」を入れ、酸化を防止する方法もあります。
日常的な手入れとしては、ときおり、柔らかく乾いた布で表面のヨゴレを丁寧に拭きとる、これだけでも、キレイな状態を維持しやすくなります。
しかし手持ちの銀貨の中には、錆が発生しているものがありましたので、友人の紹介の記念硬貨の買い取り店の方に相談、錆をとりキレイな銀貨にする方法を教えていただきました。
それは家でも簡単にできるというのでやってみました。
準備として、鍋(アルミは避ける)、鍋底にアルミホイルを敷く、水 250cc程度、塩 50g程度で水と塩の割合は5対1位にする、の以上です。
こうした準備をしたうえで、手順としては
1)鍋に水を入れ、沸騰させる
2)鍋を火からおろし、塩を加える
3)銀貨を食塩水の鍋に入れ、アルミホイルに触れるよう、押し付けるように沈める
4)銀貨を10-30秒間漬けたら、引き上げて、すぐに水でよく洗う
5)黒い汚れや錆がとれ、きれいに仕上がる
ところで重曹は、洗浄力はそれほど高くなく、銀貨の黒い皮膜やサビが厚い場合、簡単にはとないので、新品のような、キレイな状態に作ることはできません。
いずれにしても銀貨の状態を見て使うことが必要です。
今回、硬貨専門の買い取り店の人に教えていただいたこと実行し、手元にある記念銀貨を買い取りに出したところ、思った以上の買い取り価格で売却できました。
銀貨は手入れ、保存状態が良好であれば、高額な査定・買い取りが期待できます。
そのため、買い取り店とも相談するなどして、正しい手入れや洗浄方法を理解し、実践することが重要です。
記念硬貨・記念コイン・金貨をはじめ、売りたい方や買い取りのご相談をしたい方、高価買取のことならお気軽にお問い合わせ下さい。
買取専科 七福本舗