「オンス」(oz)はアメリカにおける質量の計算単位です。1オンス(oz)は1ポンドの16分の1、グラム換算では約28.3グラム。
この「オンス」(oz)の単位が日本で使われているものとして、紙コップ、Tシャツやデニムや日本の計量法によって金貨などでの表示に使われています。
世界各国でメートル法を使用せずに、ヤード・ポンド法(長さの単位にヤード,質量の単位にポンドを基本の単位とした単位系)を採用している国は、現在では特にアメリカ合衆国のほかは、ごく一部の国のみとなっています。
「オンス」(記号:oz)は、ヤード・ポンド法の質量の単位です。「オンス」(oz)はポンドより下位の単位で、16分の1ポンドが1オンス(oz)となります。
1ポンドはグラム換算をすると453グラムで、これを1オンス(oz)当たりのグラム数に直すと約28.3グラムになります。
ところで、一般的に「オンス」(oz)の単位が日本で使われているものとして、紙コップ、Tシャツやデニムなどがあります。
紙コップは自動販売機を始め、いろいろな生活場面で使われていますが、利用場面に応じて使われる紙コップのサイズも違います。
しかし紙コップのサイズがオンス表記なため、よくわからないという声もよく聞きます。
紙コップの利用は、現在では日常の光景となっていますが、そもそも20世紀初頭アメリカでつくられたものです。当時のアメリカでは飲料などを飲むときに銅を素材としたカップが共用で使われていましたが、感染症の蔓延につながるとされ使い捨ての紙コップが誕生した経緯があります。
その後、自動販売機が開発・増加とともに、紙コップの使用場面が広がってきました。
日本ではアイスクリーム用の紙コップとして、1930年に作られたのが始まりとされています。
ここで紙コップを例に使われているオンスの単位と使用内容について少し、触れてみます。
・2oz(容量約70ml、試飲販売用等)
・3oz(容量約90ml、試飲販売用やうがい用等)
・5oz(約150ml、給茶器のコップ用等)
・7oz(約205ml、自動販売機やコンビのコーヒーなどで使用のレギュラーサイズ)
・8oz(約240ml、レギュラーペットボトルよりは小さいサイズ)
・9oz(約275ml、紙コップの中では、比較的大きめのサイズ)
・12oz(約335ml、大容量サイズ、フライドポテトやポップコーンなど入れ)
・14oz(約420ml、大容量ドリンク、かさ張る食材ケース、かき氷の容器など)
金相場などで扱われる金塊はg表記ですが、このオンス(oz)は金貨の買取りなどで質量の計量の表記(日本の計量法)として使用が認められている単位です。
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