純銀の保管方法に気を付けて賢く売ろう
純銀は状態がきれいであるほうが買取相場は高くなりやすいため、買った時から保管方法をきちんとしておくと高値で売りやすいです。また、変色したものもお手入れ次第できれいに保てます。
純銀をきれいに保つにはお手入れと保管方法が大事
純銀は変色したりくすんでいても、とかして精製することにより再度利用できるため買取相場も良いとされています。
とはいっても、純銀の品物を売るときには、純銀がより綺麗な状態であるほうが黒ずんでしまったものよりは買取相場が良い傾向があるといえます。
また、有名なブランドの純銀アクセサリーは良い状態であるほど高く売れるといえます。
では、純銀はなぜ黒ずむのでしょうか。
その主な原因として、空気や汗、水などに極少量含まれる硫黄と銀が反応して徐々に銀の表面に変化がおこる硫化反応（りゅうかはんのう）があります。
ちなみに、黒ずんでいるとサビと思う方もいますが、この変色はサビではありません。ですから、純銀を変色させないようにするためには、空気に極力触れさせないことです。
投資用の純銀であればケースに収納することで良い状態のまま保管がしやすいでしょう。
肌に身に着けるシルバーアクセサリーの場合は、目に見えなくても汗や化粧品などの汚れがついていますから、お手入れに気をつけると綺麗な状態が保ちやすいです。
使った後は、柔らかい布やシルバーアクセサリーを磨くためのクロスでふき取ること。細かい部分は綿棒を用いるとすみずみまでお手入れできます。そして、外気を遮断するためにジッパー付きの袋にいれて保管すると変色しにくいです。
もし変色してしまった場合は、適したお手入れ方法があります。
変色したシルバーアクセサリーに重曹と研磨剤を混ぜて指やブラシでこすり水洗いする方法、シルバークリーンという洗浄液につけて綺麗にする方法などがあります。
つや消しで仕上げられている純銀製品の場合は、ステンレスブラシでブラッシングすると綺麗になります。
綺麗になっても濡れたままや保管方法がおざなりだと、また黒ずんでしまいます。
ですから、純銀の変色を防いで良い状態にして賢く売りたい場合は、こまめに状態を観察してお手入れすること、できるだけ空気にふれさせない保管が大事です。
純銀の商品もいろいろあるので、購入した時は直接その商品のお手入れの仕方について確認しておくと良いでしょう。
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