一般的に紙幣も硬貨を含めその価値が上がる要因には幾つかあります。記念硬貨の場合、大きく2つのポイントがあります。
1つは素材が金貨・銀貨の場合、素材の相場動向によって価値が上がります。
2つめは国家的な行事や特別な催しなどの限定鋳造、発行のため「コレクターアイテム」ニーズ・人気の高まりなどが考えられます。
全般的に言えば、紙幣などの貨幣の価値が上がるのには、その貨幣が収集家などに人気があり、保有したくなる、または貨幣自体の発行枚数が少なかったり、貨幣自体の特殊事情や記念硬貨など貨幣自体に歴史的な価値のあり希少性が高い、等の共通点を挙げることができます。
記念硬貨の価値を決める要素、価値が上がる局面などについて見ていきたいとおもいます。
記念金貨の場合、他の記念硬貨にはない価値を左右するポイントが2つあります。
ポイントの1つは、素材が「金」であるということで「金」としての価値があります。
金の品位と重量がどの程度かによって、その価値は異なります。1gあたりの金の相場価格がはっきりしているので、金がどの程度含まれているのかによって、その価値が決まります。
ポイントの2つめは、国家的な行事や特別な催しなどの際にのみ鋳造、発行されますので、そこには「コレクターアイテム」としての価値があります。
特別な行事や催事時のみに発行される硬貨ということや、また発行枚数が限定されていることで、入手が困難な金貨もあります。
ここで日本の記念金貨について、少し触れてみたいと思います。
日本で最初の記念金貨は、1986年・1987年発行の「昭和天皇御在位60年10万円金貨」でした。
以降、日本では皇室関連、オリンピック、サッカーやラクビーのワールドカップ、国際博覧会、東日本大震災復興などで記念金貨が発行されてきました。
一般的に見た場合、次のような特徴があると貨幣の価値が上がりやすいといわれています。
これは通常硬貨や記念硬貨に関係なく共通なこととして、印の状態や穴のずれなどのエラー硬貨、製造中止など発行されなくなった硬貨などの場合です。
加えて金・銀等の市場動向やコレクターアイテムとしての価値に対するコイン収集家の関心・人気の変化・強さ、記念品市場ニーズの高まり如何によっても価値は上がります。
いずれにしても、記念金貨の価値が上がるのは、「コレクターアイテム」としてのニーズの高まりを挙げることができます。
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